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交通誘導警備の単価はいくら?北海道の目安と内訳

交通誘導警備の1名あたりの単価はどう決まるのか、その考え方を札幌・北海道の実情に沿って解説します。時間帯や冬季、現場の難しさによる変動、見積書のどこを見ればよいかまで、依頼前に知っておきたいポイントをまとめました。

更新: 2026-09-28※画像はイメージです

交通誘導警備の単価はいくら?北海道の目安と内訳
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道路工事やイベントで「交通誘導の警備を頼みたいけれど、1名あたりいくらかかるのか見当がつかない」とお悩みではないでしょうか。金額は現場ごとに変わるため、ネットの相場表だけでは判断しづらいのが実情です。この記事では、交通誘導警備の単価が“何によって決まるのか”という考え方を、札幌・北海道の実情に沿ってわかりやすく整理します。見積書のどこを見ればよいかまでお伝えしますので、依頼前の判断材料としてお役立てください。

交通誘導警備の単価は「1名×時間」が基本

交通誘導警備の費用は、ざっくり言えば「警備員1名あたりの単価 × 必要な人数 × 時間」で組み立てられます。工事現場の出入口やイベント会場周辺で車や歩行者を安全に案内する、いわゆる交通誘導警備(警備業法でいう2号警備)が対象です。

ただし、この「1名あたりの単価」は固定ではありません。同じ札幌市内の現場でも、日中の短時間なのか、夜通しの長時間なのかで大きく変わります。まずは単価を動かす要素を押さえておくことが、適正な費用感をつかむ近道です。

単価を動かす4つの要素

交通誘導警備の単価に影響する主な要素は、次の4つに整理できます。

4つ
単価を左右する主な要素
①

勤務時間の長さ

半日か、8時間の1日拘束か、夜間を含む長時間かで基本の考え方が変わります。多くの現場では最低保証時間(例:一定時間ぶんを最低として計上)が設定されます。

②

時間帯

深夜や早朝の勤務は、一般に割増の対象になりやすい時間帯です。夜間の道路工事などは日中とは条件が異なります。

③

現場の難しさ

交通量の多い幹線道路、見通しの悪い交差点、大型車両の出入りが多い現場などは、求められる技能や人数が変わります。

④

季節・天候

北海道では特に冬季の積雪・凍結が大きく影響します。除雪や視界不良への備えで体制が手厚くなることがあります。

これらは足し算というより、掛け合わさって効いてきます。たとえば「幹線道路 × 深夜 × 冬季」といった重なりがあると、日中の穏やかな現場とは前提そのものが違ってくる、とイメージしていただくとわかりやすいかと思います。

1人あたりの単価には何が含まれているか

「1人いくら」という単価は、警備員の日給そのものではありません。警備員を1人現場に立たせるまでにかかる費用が、まとめて入っています。

単価に含まれるもの内容
警備員の賃金勤務時間分の給与
社会保険などの会社負担健康保険・厚生年金・雇用保険・労災保険のうち会社が負担する分
教育・資格法律で義務づけられた新任教育・現任教育、検定の取得にかかる費用
装備制服、反射材、誘導灯、旗、無線機、防寒着など
管理・手配配置の手配、現場責任者の管理、報告書の取りまとめ
保険万一の事故に備える賠償責任保険など

一方で、交通費や車両、現場の駐車場代、カラーコーンや保安灯などの資機材、深夜・休日の割増、延長の料金は、単価とは別に書かれることが多い項目です。資機材は施工者側が用意する現場もあるため、どちらが用意するかを見積りの段階で決めておきましょう。

北海道の目安を知る手がかり「公共工事設計労務単価」

「北海道の交通誘導の単価の目安を知りたい」ときに、公的な手がかりになるのが、国土交通省が毎年公表している「公共工事設計労務単価」です。公共工事の費用を見積もるための基準で、職種の一つとして、都道府県ごとに次の2つの単価が載っています。

A

交通誘導警備員A

交通誘導警備業務検定(1級または2級)に合格した警備員。有資格者の配置が求められる現場で必要になります。

B

交通誘導警備員B

A以外の交通誘導警備員。法定の教育を受けて現場に立つ警備員です。

有資格者(A)と無資格者(B)で単価が分かれていることからも分かるように、資格者を何人置くかは費用に直結します。資格が必要になる現場の考え方は交通誘導警備に必要な資格で解説しています。

人数はどう決まるか(配置の基本の考え方)

単価と同じくらい総額を左右するのが人数です。道路の使い方(規制の形)ごとに、人数の考え方の例を整理しました。

規制の形人数の考え方の例
片側交互通行規制区間の両端に1人ずつが基本。区間が長い、見通しが悪い場合は途中にも置く
工事車両の出入口出入口ごとに1人。車道と歩道の両方を見る必要があれば増やす
歩道の通行止め迂回路の入口で歩行者を案内する人を置く
交差点の近くいくつもの方向から車が来るため、方向ごとに配置を考える
長時間の作業休憩のための交代要員を加える
片側交互通行の工事区間の端で、旗を持って車を誘導する警備員
片側交互通行では、規制区間の両端に誘導員を置くのが基本です ※画像はイメージです

実際の人数は、交通量や道路の形、道路使用許可の条件などをふまえて決まります。工事の交通誘導を頼む前の準備は工事現場の交通誘導警備を頼む前に知ることもあわせてご覧ください。

北海道ならではの冬季の事情

札幌をはじめとする北海道の交通誘導では、冬の条件を無視できません。路面の凍結、吹雪による視界不良、除雪車の出入りなど、本州の現場にはない要素が加わります。

たとえば、雪まつりのような大きな地域イベント周辺の誘導、真冬の深夜の除排雪作業に伴う交通規制などは、防寒装備や交代要員を含めた体制づくりが前提になります。安全を確保するための備えが、そのまま条件の違いとして表れると考えていただければと思います。

見積書はここを見る

複数の会社から見積りを取ったとき、総額だけを並べても正しく比べられないことがあります。下の表のような項目が明記されているかを確認すると、条件の違いが見えやすくなります。

確認する項目見るポイント
1名あたり単価どの時間帯・勤務時間を前提にした単価か
対象時間拘束時間か実働時間か、休憩の扱い
割増の有無深夜・早朝・休日の扱いが書かれているか
最低保証時間短時間でも計上される最低単位があるか
車両・交通費別途か込みか、資機材の費用はどうか
人数と配置何名を、どの位置に配置する想定か

安い数字に見えても、休憩や割増が別計算だったり、最低保証が長めに設定されていたりすると、最終的な総額は変わります。逆に一見高く見えても、必要な体制がすべて含まれていれば結果的に納得感のある内容ということもあります。内訳が明記されているかどうかが、比較の第一歩です。深夜・早朝の割増のしくみは深夜・早朝・年末年始の警備料金はなぜ上がる?、警備料金全体の決まり方は警備を頼むといくら?札幌の警備料金の相場と決まり方で解説しています。

依頼から見積りまでの流れ

はじめて交通誘導警備を依頼する場合、どんな情報を伝えればスムーズにお見積りが出るのかがわかりにくいものです。おおまかな流れは次のとおりです。

  1. 01
    現場の概要を伝える

    場所・作業内容・工期やイベント日程、想定される交通量などを共有します。

  2. 02
    条件をすり合わせる

    必要な人数、勤務時間帯、冬季なら防寒・除雪対応の要否などを確認します。

  3. 03
    見積りを受け取る

    1名あたり単価と内訳が示されます。不明点はこの段階で質問します。

  4. 04
    契約・配置

    内容に合意のうえ契約し、当日は打ち合わせどおりに警備員を配置します。

現場の条件がはっきりするほど、実態に近いお見積りが出しやすくなります。「まだ工期が確定していない」「人数が読めない」といった段階でも、方向性のご相談は可能です。まずは概要をお知らせいただければと思います。

まとめ:単価は「条件込み」で見るのが正解

交通誘導警備の単価は、勤務時間・時間帯・現場の難しさ・季節という4つの要素で動きます。とりわけ北海道では冬季の条件が費用感に影響しやすく、相場表の1つの数字だけで判断するのは難しいものです。だからこそ、正確なお見積りは現場条件を確認したうえでのご相談になります。

L.SECURITYでは札幌・北海道エリアの交通誘導警備に対応しています。工事やイベントの誘導をご検討中でしたら、お問い合わせから現場の概要をお知らせください。サービスの全体像は警備サービス一覧や法人向け警備サービスでもご覧いただけます。ご不明な点はよくある質問やコラム一覧もあわせてご参照ください。

よくある質問

Q.交通誘導警備の単価は何で決まりますか?

主に勤務時間の長さ、時間帯(深夜・早朝)、現場の難しさ、そして季節が影響します。特に北海道では冬季の除雪現場や悪天候対応で条件が変わりやすいため、同じ「1名」でも金額に幅が出ます。正確な金額は現場条件を確認したうえでのお見積りになります。

Q.冬の交通誘導は料金が高くなりますか?

一般に、積雪や凍結で立哨(りっしょう=立ち位置での監視)の負担が増える冬季は、装備や人員体制が手厚くなる分、条件が変わりやすい傾向があります。ただし現場ごとに事情が異なるため、断定はできません。具体的な費用は個別にご相談ください。

Q.見積書のどこを確認すればよいですか?

1名あたりの単価だけでなく、対象の勤務時間、深夜・早朝の割増の有無、休憩の扱い、最低保証時間、車両や交通費が含まれるかを確認すると比較しやすくなります。総額だけで判断せず、内訳が明記されているかを見るのがおすすめです。

Q.北海道の交通誘導警備の単価の目安は、どこで分かりますか?

国土交通省が毎年公表している「公共工事設計労務単価」に、都道府県ごとの「交通誘導警備員A(検定合格者)」「交通誘導警備員B(それ以外)」の単価が載っており、北海道の値も確認できます。ただしこれは警備員に払う賃金の目安で、会社が負担する社会保険料や教育・管理の費用は含まれていません。警備会社への依頼の単価は、これより高くなるのが普通です。

Q.片側交互通行の工事では、警備員は何人必要ですか?

規制区間の両端に1人ずつ、合わせて2人が基本の考え方です。区間が長い、途中にカーブや交差点があって見通しが悪い、工事車両の出入りがある、といった場合は人数を増やします。長時間の作業では休憩の交代要員も必要です。最終的には現場の条件と、道路使用許可の条件をふまえて決めます。

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