防犯知識

空き巣に狙われやすい家の特徴と対策

空き巣の対策を考える方へ、狙われやすい家に共通する特徴と、鍵・窓・照明・地域の目・機械警備という具体的な防ぎ方をわかりやすく解説します。札幌の住宅事情もふまえた実用的な防犯情報です。

更新: 2026-09-28※画像はイメージです

空き巣に狙われやすい家の特徴と対策
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「留守の間に空き巣に入られないか不安」「うちは狙われやすいのだろうか」——そんな心配を抱える方は少なくありません。実は、空き巣に狙われやすい家にはいくつかの共通点があり、逆に言えばそこを一つずつつぶしていけば侵入のリスクは着実に下げられます。この記事では、狙われやすい家の特徴と、鍵・窓・照明・地域の目・機械警備という5つの視点からできる具体的な対策をわかりやすくお伝えします。

空き巣に狙われやすい家の3つの共通点

空き巣は、やみくもに家を選んでいるわけではありません。一般に「入りやすく、見つかりにくく、時間がかからなさそう」に見える家ほど狙われやすいと言われています。

人目の少なさ
外から見えにくい死角の多さ
時間の短さ
侵入にかかりそうな手間
油断の見えやすさ
無施錠や留守の分かりやすさ

高い塀や生い茂った植栽で外からの視線がさえぎられている家、短時間で開けられそうな古い鍵や無施錠の窓がある家、そして郵便物がたまっていて留守が一目で分かる家。これらは侵入する側にとって「都合のよい条件」がそろってしまっている状態です。

狙われやすい家かどうか、自宅でできるチェック

3つの共通点を、ご自宅で確かめられる形に分けました。当てはまる項目が多いほど、侵入する側から見て「都合のよい家」に近づいています。当てはまったところから、下の対策を選んでください。

チェック項目なぜ狙われやすいか見直し方
道路から見えない窓や勝手口がある作業している姿を見られにくい補助錠・防犯フィルム・センサーライト
塀や植栽が高く、庭が外から見えない敷地に入ると身を隠せる植栽を刈り込み、見通しをよくする
玄関の鍵が一つだけで古い型短い時間で開けられるおそれ補助錠の追加・シリンダー交換
窓の鍵をかけずに出かけることがある手間をかけずに入れる外出前に窓の鍵を確かめる習慣
夜、家の周りが暗いまま暗がりに隠れて近づける人感センサー付きライト
郵便物や新聞がたまりやすい留守が一目でわかる長く空けるときは配達を止める
足場になる物(物置・脚立・室外機)が窓の近くにある2階の窓まで登りやすい置き場所を変える、脚立は片付ける
近所とのつきあいが少ない見慣れない人に気づかれにくいあいさつや町内会で顔見知りを増やす

下見のサインに気づく

空き巣は、入る前に家の様子を下見すると言われています。次のようなことに気づいたら、そのままにせず家族で共有し、気になるときは警察の相談窓口(#9110)に相談してください。

  1. 01
    見覚えのない印がないか見る

    表札や郵便受け、インターホンの近くに、見覚えのないシールや書き込みがあれば、消しておきます。

  2. 02
    不自然な訪問や電話を覚えておく

    用件のはっきりしない訪問や、在宅の時間を確かめるような電話が続くときは、日時と内容をメモしておきます。

  3. 03
    同じ人や車を何度も見かけたら

    家の前を何度も行き来する人や、長く止まっている見慣れない車は、無理に近づかず、記録して相談します。

こうした手口は住まいの周りだけでなく、SNSや電話を通じた情報集めにも広がっています。身近な防犯リスクの全体は知っておきたい現代の防犯リスクと対策でまとめています。

鍵まわりの対策——「二重化」で手間を増やす

玄関や勝手口の鍵は、防犯の基本です。一つの鍵だけに頼らず、補助錠を追加して「二重ロック(ワンドア・ツーロック)」にすると、開ける手間が増えて侵入されにくくなります。

古いタイプの鍵は、特殊な工具で短時間に開けられてしまう場合もあります。ピッキングに強い構造の錠前(シリンダー)へ交換する、鍵穴を隠すカバーを付けるといった工夫も検討する価値があります。

  1. 01
    現状を確認する

    玄関・勝手口・面格子のない小窓など、鍵の種類と数を書き出します。

  2. 02
    弱いところを二重化する

    一番不安な出入口から補助錠を追加し、二つの鍵で守ります。

  3. 03
    習慣を見直す

    短時間の外出やゴミ出しでも必ず施錠する習慣をつけます。

窓の対策——侵入経路として見落とされがち

戸建て住宅では、玄関よりも窓からの侵入が多いとも言われます。特に人目につきにくい家の裏手や、道路から見えない側の窓は注意が必要です。

①

防犯フィルム

ガラスに貼ることで割れても穴が開きにくくなり、クレセント錠に手を伸ばすまでの時間を稼げます。
②

補助錠・面格子

窓用の補助錠や面格子を追加すると、開口部からの侵入をさらに難しくできます。

北海道の住宅は寒さ対策で二重窓(内窓)になっていることも多く、これは断熱だけでなく、開けるのに手間がかかるという点で防犯上もプラスに働くことがあります。ただし油断は禁物で、換気のために少し開けたまま出かける、といった行動は避けたいところです。

照明と「地域の目」——見られている家は狙われにくい

暗がりは空き巣にとって身を隠せる場所です。玄関や庭先、家の裏手など死角になりやすい場所に人感センサー付きのライトを設置すると、人が近づいた瞬間に点灯し、「見られている」というプレッシャーを与えられます。

そしてもう一つ大切なのが「地域の目」です。近所づきあいや町内会のつながりがある地域は、見慣れない人の出入りに気づきやすく、それ自体が抑止力になります。札幌でも各区で防犯の啓発活動や見守りの取り組みが行われており、こうした地域の輪に加わることも立派な対策の一つです。

対策の視点具体例ねらい
鍵補助錠・シリンダー交換開ける手間を増やす
窓防犯フィルム・面格子割る・こじ開ける手間を増やす
照明人感センサーライト死角をなくし人目を作る
地域近所づきあい・見守り不審者に気づく目を増やす
警備機械警備・防犯カメラ検知と通報で抑止する

冬の札幌ならではの注意点

冬季の積雪期は、防犯の面でも特有の事情があります。雪で足音が消えやすい、日没が早く暗い時間が長い、そして雪に残る足跡が侵入経路のヒントになることもあります。

機械警備で「検知」と「抑止」を上乗せする

鍵や窓、照明でリスクを下げたうえで、さらに安心を高めたい場合に有効なのが機械警備です。機械警備とは、窓やドアに付けたセンサーが開閉や振動といった異常を検知し、警報や通報につなげる仕組みのことです。

在宅・不在にかかわらず見張り役を置けるため、留守がちなご家庭や、死角が多く不安な間取りの住宅と相性がよい対策です。防犯カメラやステッカーと組み合わせれば、「この家は守られている」というメッセージを外に示すことができ、狙われる前の抑止力になります。

戸建て・マンションを問わず、ご家庭の事情に合わせた身辺の守りは個人向け警備・身辺警護でご相談いただけます。店舗やオフィスの防犯をお考えの場合は法人向け警備サービスもあわせてご覧ください。サービス全体の内容は警備サービス一覧にまとめています。機械警備の料金がどう決まるかは機械警備の月額料金の仕組みをわかりやすく、カメラを付けるときの考え方は防犯カメラの選び方と設置ポイントで解説しています。

もし被害に気づいたら——あわてずにする順番

どれだけ備えていても、被害に遭う可能性はゼロにはなりません。帰宅して「窓が割れている」「部屋が荒らされている」と気づいたときに、あわてずに動ける順番を知っておくと安心です。

  1. 01
    家に入らない

    犯人がまだ中にいるおそれがあります。玄関先でおかしいと感じたら、そのまま離れます。

  2. 02
    安全な場所から110番する

    近所の家や車の中など、安全な場所から通報します。住所と、気づいた様子を伝えます。

  3. 03
    現場に触らない

    警察が来るまで、窓や扉、荒らされた物には触らず、そのままにしておきます。手がかりが残っていることがあります。

  4. 04
    なくなった物を確かめて連絡する

    警察の確認が済んだら、通帳・カード・鍵などを確かめます。カードは金融機関に止めてもらい、鍵を盗まれたら交換します。

まとめ——できるところから一つずつ

空き巣対策は、特別な工事を一度に行わなくても、鍵の二重化や照明の追加など、できるところから始めるだけで確実にリスクを下げられます。そのうえで機械警備を上乗せすれば、検知と抑止の両面から住まいを守れます。

ご自宅のどこが不安か整理したら、次の一歩として専門家に相談してみてください。お問い合わせから、お住まいの状況に合わせた防犯のご提案をいたします。ほかの防犯の話題はコラム一覧もご参考ください。

よくある質問

Q.空き巣に一番狙われやすいのはどんな家ですか。

一般に、外から人目が届きにくく、侵入に時間がかからなさそうに見える家が狙われやすいとされています。高い塀や生い茂った植栽で死角が多い、無施錠の窓がある、夜間に長く暗いままといった条件が重なるほど注意が必要です。

Q.留守がちでも自分でできる対策はありますか。

はい。補助錠を付けて鍵を二重にする、窓に防犯フィルムを貼る、玄関まわりを人感センサー付き照明にするなど、道具の追加でできる対策が多くあります。郵便物をためない工夫も「留守」を悟らせないうえで有効です。

Q.機械警備は戸建てでも意味がありますか。

あります。センサーが異常を検知して警報や通報につなげる仕組みは、侵入をためらわせる抑止効果が期待できます。ご自宅の間取りや不安な箇所によって適した構成が変わるため、詳しくはお問い合わせください。

Q.空き巣に狙われやすい家の特徴は?

「人目が届かない」「入るのに時間がかからない」「留守が外から分かる」の3つがそろった家です。具体的には、高い塀や植栽で窓が道路から見えない、鍵が一つだけで古い、窓の鍵をかけない習慣がある、夜も家の周りが暗い、郵便物がたまっている、といった点が当てはまります。記事内のチェック表で、ご自宅を確かめてみてください。

Q.帰宅したら家が荒らされていました。まず何をすればよいですか?

家の中に入らず、安全な場所から110番通報してください。犯人がまだ中にいるおそれがあります。警察が来るまでは、部屋の物や窓・扉に触らず、そのままにしておくことが大切です。そのうえで、通帳やカード、鍵がなくなっていれば、金融機関への連絡や鍵の交換を行います。

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