防犯ノウハウ

知っておきたい現代の防犯リスクと対策

SNSの位置情報、無施錠、なりすまし電話や訪問、車の盗難など、身近な防犯リスクと誰でもできる対策を警備会社が整理しました。北海道の冬ならではの注意点や、日常で使えるチェックリストもあわせて解説します。

更新: 2026-09-28※画像はイメージです

知っておきたい現代の防犯リスクと対策
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近年は情報化や多様化で新しい犯罪手口も増えています。防犯カメラやセンサー活用はもちろんですが、実は「日常の行動意識」も大きなリスク対策のひとつです。

例えば「帰宅時の無施錠」「SNSでの位置情報公開」など、誰でもできる小さな注意が被害防止につながります。現場を知る警備のプロから、今後も分かりやすく役立つ情報をお届けします。

身近にある防犯リスクと、誰でもできる対策

「防犯」と聞くと特別な設備を思い浮かべがちですが、被害のきっかけの多くは日常の中にあります。よく注意が呼びかけられているリスクと、その日からできる対策を表にまとめました。

リスク起きやすい場面誰でもできる対策
無施錠からの侵入ゴミ出しや近所への買い物など「すぐ戻る」外出短い外出でも必ず施錠。窓の鍵も確かめる
SNSからの居場所の特定自宅周辺の写真、旅行中のリアルタイム投稿位置情報を付けない。外出先の写真は帰宅後に載せる
なりすましの電話家族・役所・警察・銀行を名乗り、お金や暗証番号の話をするいったん切って、知っている番号にかけ直して確かめる
なりすましの訪問点検・工事・配達を名乗る突然の訪問ドアを開ける前にインターホン越しに用件と所属を聞く。約束がなければ会社に確認する
車やバイク・自転車の盗難エンジンをかけたまま車を離れる、鍵のかけ忘れ短い時間でもエンジンを止めて鍵を抜く。自転車は二重に鍵をかける
留守が外から分かる郵便物や新聞がたまる、夜も真っ暗なまま長く空けるときは配達を止める。照明のタイマーを使う

家の造りや周りの環境から見た対策は、空き巣に狙われやすい家の特徴と対策で詳しく解説しています。

情報化で増えた「目に見えない」リスク

いまは、家に入られる前に「情報」から狙われることも少なくありません。SNSの投稿や、何気なく捨てた書類から、住所・家族構成・生活のリズムがわかってしまうことがあります。

  1. 01
    SNSの公開範囲を見直す

    誰でも見られる設定になっていないか確かめます。子どもの制服や学校名、自宅の窓からの景色が写った写真にも注意します。

  2. 02
    書類は読めない形で捨てる

    宛名ラベル、請求書、カードの明細は、細かく切るか、宛名を消してから捨てます。

  3. 03
    パスワードを使い回さない

    一つのサービスから漏れたパスワードで、ほかのサービスに入られることがあります。大事なものほど別のパスワードにします。

  4. 04
    身に覚えのない連絡は開かない

    荷物の不在通知や料金の未払いを装ったメッセージのリンクは開かず、公式のアプリやサイトから確かめます。

高齢のご家族を狙った電話や訪問の手口と、見守りの工夫は高齢者を狙う犯罪と見守りの工夫にまとめています。

北海道の冬に気をつけたい防犯

北海道では、冬ならではの防犯の注意点もあります。

とくに、エンジンをかけたまま車を離れるのは、短い時間でも車ごと盗まれるおそれがあります。家の周りの暗がりには、人の動きに反応して点く照明を付けると、費用を抑えながら効果を出しやすくなります。

日常の防犯チェックリスト

最後に、家族で共有しておきたい習慣をまとめます。すべてを一度に始める必要はありません。できるものから一つずつ取り入れてください。

  • 短い外出でも、玄関と窓の鍵をかけている
  • 夜、家の周りに真っ暗な場所がない
  • 郵便受けに郵便物がたまっていない
  • SNSに自宅の場所がわかる写真や、外出中であることを載せていない
  • お金や暗証番号の話が出る電話は、いったん切って確かめると家族で決めている
  • 突然の訪問には、ドアを開ける前に用件を確かめている

一人暮らしの方向けの確認項目は、一人暮らしの防犯チェックリストでも紹介しています。

まとめ

現代の防犯リスクは、昔ながらの空き巣から、SNSや電話を使った手口まで幅広くなっています。けれど対策の基本は変わりません。鍵をかける、明るくする、人の目を意識する、そして情報を出しすぎない。この積み重ねが、いちばん確実な防犯です。

建物や施設の防犯を見直したいときは、警備のプロに相談するのも一つの方法です。L.SECURITYでは札幌・北海道で、施設警備・交通誘導・イベント警備など、人による警備のご相談を受けています。警備サービス一覧やお問い合わせからお気軽にご連絡ください。

よくある質問

Q.SNSに写真を載せるとき、どんなことに気をつければよいですか?

自宅の外観や窓からの景色、最寄りの駅やお店が写った写真は、住んでいる場所を推測される手がかりになります。旅行中の写真をその場で載せると、家を空けていることも伝わってしまいます。位置情報を付けない設定にし、外出先の写真は帰宅してから載せると安心です。

Q.家族や役所を名乗る電話がかかってきたら、どうすればよいですか?

その場でお金や口座、暗証番号の話が出たら、いったん電話を切ってください。本人や家族には、自分が知っている番号にかけ直して確かめます。役所や警察がお金の振込みやキャッシュカードの受け取りを求めることはありません。迷ったら警察の相談窓口(#9110)に相談できます。

Q.防犯のために今日からできることは何ですか?

短い外出でも鍵をかける、夜は照明で家の周りを明るくする、郵便物をためない、知らない相手の訪問にはすぐドアを開けない、の4つは今日から始められます。設備をそろえる前に、こうした習慣を家族で共有するのが、いちばん費用のかからない防犯です。

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